女性も安心!!個別指導の出張講習 ファーストペーパードライバー講習 千葉市船橋市 レポート 

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ご主人の病気を機に運転再開

本日のお客様は、50代前半の女性。

高校生と中学生のお子様がいらっしゃるお母様で、ご主人が最近体調を崩され、運転が難しくなったため「家族の生活を支えるために、私がハンドルを握る番です」と、お申し込みいただきました。

運転免許は20代前半で取得され、10年ほど前までは週に数回は運転されていたそうですが、ここ数年は全く運転していなかったとのこと。

「車がないと生活が立ち行かなくて…でも正直すごく怖いんです」と不安をにじませながらも、ご家族のために立ち上がった強い意志が感じられました。


慣れない車、広い道路の落とし穴

ご自宅は船橋市夏見エリアの静かな住宅街。

普段乗る車は、ご主人の通勤用に使われていたスバル・レヴォーグ。視界も良く、走行性能も優れた車ですが、お客様にとっては「スピードが出すぎて怖い」とのこと。

今回は、まずは広い道路で車の反応に慣れていただくため、船橋市内でも比較的交通量の少ない飯山満町〜薬園台あたりのエリアで練習をスタート。

「え、こんな広い道でも怖いって思っちゃうの、私だけですか?」と苦笑いされていましたが、ブランクがある方にとっては、ごく自然な感覚です。

「広い道だからといって安心とは限らないんです。むしろスピードを出す車が多く、周囲の動きに呑まれがちになるので、”自分のリズム”を守ることが大切です」とお伝えし、信号待ちの位置取りなど、基礎的な動作を確認していきました。


見通しの悪い交差点での判断力

次に向かったのは、船橋駅北口から海神方面に抜ける生活道路。

一見すると道幅が広く見えるものの、左右の塀や街路樹で見通しが悪く、意外と緊張感のあるルートです。

特に注意が必要なのが、交差点での「一時停止」からの再発進。

「止まってからが勝負です。右も左も、車も人も自転車も全部見て、”行けるタイミング”を一瞬で判断しなければいけませんから」とお伝えすると、「なるほど、それが”怖い”の正体なんですね」と納得されたご様子。

実際の場面では、左右の死角に注意しながら、何度も練習。

「最初は判断に時間がかかっていたのが、だんだんスムーズになってきましたね」とお伝えすると、「ちょっと自信ついてきました!」と笑顔がこぼれました。


生活に直結する買い物ルート

実践練習の後半は、よく使う予定の業務スーパーやドラッグストア、スーパーの駐車場の出入りを中心に行いました。

今回は船橋市夏見の「業務スーパー船橋店」と、「ウエルシア薬園台店」の駐車場を訪問。

「駐車場って一番苦手なんです…」「後ろ見ながら下がるの、怖くて手が震えそう」と緊張されていましたが、

サイドミラーの使い方、駐車ラインの見え方、切り返しのコツなどを丁寧に確認しながら進めると、「思ったより落ち着いてできたかも…!」と、少しずつ表情が和らいでいきました。


「生活を運ぶ」責任感が自信に

最後は、ご自宅近くまで戻ってきて、ご自身の運転で駐車まで完了。

「私、今日ここまで運転して帰ってきたんですね…すごく嬉しいです」と感慨深いご様子でおっしゃっていただけました。

「車って、単に移動手段じゃないんですね。家族の生活そのものを運んでるって、今日すごく実感しました。」

講習中にふと漏らされたその言葉が、とても印象的でした。
また次回もよろしくお願いいたします。

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